「ひらがなは読めるけど上手く書けないんです。1年生になるまでに書けた方かいいでですか?」と作文教室にママさんたちからたくさんのお問い合わせがあります。
小学校の先生20人にインタビューしてみました。その結果、18人の先生は「入学式の日、ひらがなが書けなくても大丈夫よ!」2人の先生が「う~ん、書けたほうがいいかもなぁ。」でした。
小学校の授業を見ていると、学校で初めてひらがなを書く子どもたちにも丁寧に先生が指導しています。しっかりと準備をしています。「書けるようになってればそれにこしたことはないけれど、必ずしも入学前に書けるようにしておかなくても大丈夫。むしろ変なクセがついていない方がいいなぁ。」というのが先生方の意見。「無理しないで楽しくいろんなことをして遊べばいいよ。」というのがわたしの答えです。
1年生までにひらがなが書けるようにしておかねばならないと、焦りは禁物。子どもの脳の発達には順番があるので、その順番通りに楽しく発達させていく遊びをしていけば良いのです。
文字を覚えたり書いたりするには、どのような力が必要たと思いますか。よく見る力、よく聞く力、見たもの聞いたものを頭の中に留めてく力、手指を思うように動かせる力です。
これは、問題集やドリルをこなすことで身につけられるものではありません。では、どうやって。
はい! 遊んで身につけられる力 です。
公園やお散歩中に親子でおしゃべりしながら、見えたもの聞こえたものについておしゃべりする。お散歩しながら、宝探しのように「丸いものが4つついていて、前や後ろに動くものはなぁに」などど見えたものを題材になぞなぞ遊びをしたり。
砂場で泥団子を作ったり、お庭やベランダで花や野菜を育てたり、森でどんぐり拾いをすることもひらがなを書く力につながります。指先を上手に使って遊ぶのです。自分が思った通りのものを成形したり、つるつるした小さいものを拾い集めることで、手指が自由自在に動くようになっていきます。
何気ないおしゃべりや遊びこそが、「ひらがなを書く力」につながります。
ドリルを書くより、ずっとずっと楽しいよ。
さぁ、年長さんのママのみなさま。来年、桜が咲くまでどんな楽しいことをしましょうか。
お日さま作文教室でも、上手に文字が書けるようになる楽しいプログラムをたくさんご用意しています。
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