新しい年が始まりました。
今年も「楽しく書く」を目指します。どうぞよろしくお願いします。
今年は、「見る力」に注目しようと決めました。「見る力」とは何でしょう。この「見る力」は「視力」のことではありません。そして、作文を書くにはとても大切な力です。
「大事なところをしっかりと見て、考えたり判断したり選んだり組み立てたりして、表現する」力です。子どもの発達の分野では「入力・処理・出力」と表現されています。
「入力」とは、例えば先生に「ここを見てくださ~い」と言われたとき、しっかりと正しく見ることができるかどうがポイントです。「処理」は、たくさんある情報の中から必要なものを見つけたり、過去の出来事を思い出して今考えていることと照らし合わせることができる力です。そして、「出力」は、自分が情報を処理した結果を適切に話したり書いたりする力です。
この「見る力」を養うものとして、「ビジョントレーニング」があります。私は今まで少しずつ「見る力」を強化するための声かけをしてきました。子どもたちはおそらく「楽しいなぁ」と思いながら何となく聞いていたと思います。今年は、そこにもっと重点を置いて声をかけていこうと思います。また、カスタマイズコースでは、「ビジョントレーニング」の時間を作りたいと考えています。
あれっ……。そう言えば、ママの「入力・処理・出力」はどうなっていますか。子どもの行動をよく見ていますか。「ママ見ててね!」をしっかり見ていますか。(入力)行動を見て「こんなことができている」としみじみ幸せを感じるか、「これができていない」と嘆くか。(処理)「よかったね!よくできたね!」と褒めるか、「何でこれができないの」と悲しんだりガミガミ叱ったり。(出力)
私はまだまだ。我が子が大人になっても母は母。悩みは尽きません。形を変えてくらくらしっぱなし!「見る力」をセルフトレーニングしなくては……。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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